脱・動画ジャンキー

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iPadを自在に操り、トッキュウジャーやアンパンマン、電車の動画をyoutubeで見続ける。暇さえあれば、録画してるトッキュウジャー見たい!アンパンマン見たい!と騒ぎ出す。わが息子ながら、この2歳児はちょっとマズイという思いに至る。

とはいっても、親も暇があればテレビを流し見たり、スマートフォンを弄んでるのだから、その親を見て育つ子が映像メディアに依存するのは当然の末路。

映像メディアを排除するつもりは無いけど、それだけ見て幼少期を過ごしたらそれ以外のメディアに触れるのは難しくなるだろうな。
書籍を読むとしても近い将来紙の書籍など歴史的遺物になり、iPadなどタブレット端末で電子書籍として読むことになるだろう。いまでもぼくは新刊は電子書籍で買ってる。
とはいえそれももともと「本を読む」という習慣があったから、そのデバイスが紙から電子データに変わるだけだろう。前提として「本を読む」ことを身につけてないと、電子書籍も読めないだろうなと思うわけ。
映像メディアの中毒性はなかなかのものなのでそれだけに浸らせてると、他のものに触れるのは難しいだろうな、ということから、緩やかに映像メディアから距離を取らせるようにした。
今のところやってるのは2点。

  1. リビングに本を置く
  2. テレビを消してラジオをかける

リビングに本を置くと、こうなった

ぼくの実家のリビングは壁一面本棚だったので、暇があればそこから適当な本をとって読んでた。いま思うとすごい良い環境で両親とくに父には感謝している。
というぼくの原風景を模すためにいままで寝室に置いていた息子の本を全てリビングに持ってきた。
「なんでこっちに本もってきたのー!」と言いながらも、たまに絵本をめくっている息子。術中にまんまとハマるとは浅はかなり!
いまは彼が読んでる本、読みたい本しか置いてないけど、そのうち読ませたい本を置いていきたい。ありがた迷惑と思われるかもしれないが、ぼくのように将来父に感謝することになるはずだという幻想のもと進めている。

テレビを消してラジオをかけると、こうなった

リビングで音楽聞くにもAppleTV経由だったので、なんかBGMが欲しい時は結局テレビつけないといけない環境だったので、テレビの電源を落としつつもBGMを用意するためにはラジオだ。

息子がラジオ聞いてるかというと別に聞いちゃいないんだけど、テレビをつけていないと、息子がテレビ見たいという回数が劇的に減少した。やはり親が見てるから、自分も見たいと言ってるだけなんだな。
ぼく自身もともとラジオ大好きで、独り暮らししてる間はテレビなしだったので、大変過ごしやすい。
親が見なくなった途端、息子も見たいという回数が減ったので、見たいと言われればトッキュウジャーも見せるけど、基本は消す。ぼくが撮り貯めてるアニメを消化するのは彼が寝てる時、という運用でいまのところうまいこといってる。

テレビやiPadを使ってる時間は減ったので、一緒に遊んであげないといけない時間が増えた。これはこれで大変で、iPad持たせといた方が1人で動画見続けてて楽ではあるのだが、そこを惜しんでも仕方ない。

動画ジャンキーにさせないように息子と遊ぼうじゃないの。