学校の先生は家庭と学校どっちを優先するの?って話

【主張】担任の入学式欠席 教師が優先すべきは何か

ぼくの父親は小学校教諭だったので、なんとなくこういうニュースは他人事ではない。
入学式、卒業式に、父が参加してた記憶はないけど、子ども心には入学式、卒業式みたいなイベントは比較的どうでもいいのであまり気にはしてなかったかな。父自身が参加したかったのかはよくわからない。

ただ、父が小学校の運動会に参加してなかったってのは幼いぼくは引っかかるものがあった記憶がある。

運動会なんて小学校における一大行事なので、近づくと父も当然忙しくなる。休日返上で準備がとり行われる。平行して通常の学校教育という本業もやらないといけないんだから、今であれば大変だったんだろうなぁと想像する。「お父さんは、ぼくのことより自分の学校の方が大事なの?キーッッ!!」となるほどのこともなく、そういうもんだと思ってた。ただ、みんなは両親が来てるけど、ぼくの父は来れないんだなぁ、と残念に思う気持ちはあった。

教諭の親を持つ子どもは少なからずそういう、自分の子どもより他人の子どもを仕事上優先せざるを得ない親の姿をみて育ってきている。
自分の親に対してそういう思いを持っていたくせに、ぼくの学校の先生が家庭よりも学校行事を優先していたという気持ちは全然抱かなかった。先生が他人の子どもたるぼくらを優先するのは当然と思ってるんだよな。子どもは勝手だなぁ。

教諭を父に持つぼくでも、それが当然だと思ってたんだから、ぼく以外の子を同様に当然だと思ってたんだろう。産経さんも同じだ。教諭は必死こいて他人の子どもを育てよ、托卵よろしくでござる。
家族なんかより仕事だ。fuckin'家族の絆ですよ、そういうことですよね、産経さん!家族の絆など吐いて捨てよ、家族愛など糞食らえ。

【主張】憲法と保護規定 家族愛と絆を大切にする