音楽系webサービスを考えてみたけど、やる気も技術力もないから誰かなんとかしてくれ
DeNAさんがなんか音楽配信事業やる的なニュース読みながら、こんなのは別に要らないと思いながら。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1303/28/news113.html
自分が使いたいのはこういうのだなーというイメージ図。
音楽を「消費する」要素としては3つ。
- 購入(対価を払う)
- 共有(ソーシャルコストを払う)
- 試聴(フリーライドする)
1. 購入
要するにネットでのダウンロード販売。音楽をデータとして購入する。Web上にあるデータを購入することで所有し、自分が所有し、様々なデバイスで利用する権利を購入する。
加えて、そのデータをWebサービス上で共有する権利も購入できる仕組み。
ぼく自身は最近CDをほとんど買わずに、レンタルかダウンロードで済ましている。その結果なのか自分でもよくわからないのだが、CDを買ってたときによくやっていた、「貸す」という行為をほとんどしなくなった。データの受け渡しだけすればいんだけども、なんか物理的なものを渡すより、やたら億劫。同様に「借りる」ってこともしなくなった。でも根本としては自分がいいなーと思った音楽を人に共有したいという気持ちはあるのだが、法的にもグレーなデータを受け渡すという行為をすることが億劫。
そもそもデータとしてはネット上にあるのだから、それをローカルからローカルに移動するなんて、バカらしいよね。とも思う。
そこで共有する権利を購入すること(著作権料的な対価もここで支払う想定)で、購入者は第三者にその楽曲をストリーミング視聴させる。ある程度この共有できるユーザー数は限定しておきたい(無限に共有できるわけではなく、例えば10名にしか共有できないとか、共有可能な人数によって価格を変動させるとか)。
2. 共有
購入者によって共有してもらえた第三者は金銭を支払うこと無く音楽データを享受できる。まるまる楽曲を聴くことができるが、ダウンロードはできないので、このWebサービスを経由して聞くしか無い。
気に入って、自分のiPodに入れたければ、購入しないといけない。
モバイルネットワークが充実してきた現在別にデバイスに楽曲を入れなくても、そうそう困らない。とはいえ、あくまでも金銭を支払った人から共有されているので、自分が聞きたい楽曲すべてを共有を受けるという乞食みたいなことはできない。仮にできたとしても、そんなやつには徐々に共有されなくなる。
共有するということは何かしらのギブアンドテイクが生まれないと成立しえないはず、と思う。まぁこのWebサービス外で何かしらのギブアンドテイクが生まれて、乞食が成立する可能性はあるけども、自分が音楽を好きで誰かに曲をおすすめされ(共有され)たなら、自分もおすすめしたくなるもんじゃないかなぁと。
そういう行動原理が働けば、共有されれば次に、購入して共有し返したり、別の誰かに共有したりという連鎖が起きるはず。
3. 試聴
結局、購入するってなったらたくさんの楽曲をタダで聞けなきゃ、買う気にもならない。これも共有と同様Webサービス情でのストリーミングのみ、かつ楽曲の一部のみとする。まぁただの試聴だ。
「共有」という枠組みを作る以上、なにかしらのSNS的なつながりがこのWebサービスにはつきまとうことになるので、ついったーのTL、TumblrのDashbordみたいにユーザーが購入、共有した楽曲のタイムラインが形成され、それがダラダラ流れるようなものがいいなぁ。
音楽系SNSっていまだにそういう、ユーザー同士がすすめてくれる音楽をただただ垂れ流すというものがないような気がする。
自動音声システムがもう少し進化したら、自動でラジオのDJみたいに「次はhogehogeさんのおすすめ曲、fugagugaをお送りします」とか紹介してくれながら、楽曲の一部がエンドレスで流れ続けるといいなー。
その中に普通にCMとかいれてもいいし。(個人的にテレビCMは嫌いだし、ツイッター上で広告っぽいpostが流れるのもうざいけど、ラジオCMは全然嫌にならないので、CM入れてくれも多いに結構な気がしている。)
っていう感じの音楽配信・購入サービスなら使いたいので、だれか作ってください。